ひっそりと生きて行く。ただ穏やかな日常があればいい。
ありがとうございました
恥ずかしながら やはり エッセイという形で続けていくのは 無理があると実感しました 更新のない日も 覗きに来て下さった方 ありがとうございます そして私の文章を読んで下さった方 本当に感謝します また別の形で 始めるかもしれませんが 一度仕切り直します もしかしたら 普通に恋愛ブログを書くかもしれ... 続きをみる
同志
ある時彼に尋ねてみた 「セックスしたいと思わないの?」 「誰と?」 少し戸惑った 誰と?って 私以外を想定しているからこそ 出てくる質問返しだ 「質問を変えるよ。 誰とならセックスしたいの?」 「答えは君が想像する通りだよ。」 やはりそうだったか 彼もまた異性愛者ではなかった 私達は確認こそしなか... 続きをみる
不感
「僕と付き合ってもらえませんか?」 「私は恋愛感情に乏しく、肉体関係には嫌悪を覚えるので無理ではないでしょうか?」 「貴女とセックスしたい訳ではありませんので。」 はっきりと 「貴女とセックスしたくない」 と言われた気がして 腹が立ったことを思い出す 男性の肉体には全く興味がなかったが 向こうに無... 続きをみる
玩具
玩具への憧れを 性友に告げてみた 「私が気持ち良くしてあげるのに 何故オモチャが必要なの?」 違うのだ 私に使って欲しいのではなく 貴女に使いたいのだ 私の稚拙な行為では 貴女を頂上へは導けない だから安易に玩具に頼りたかった 貴女の昇りつめる表情が 見たかったのだ 「一人の行為では 何回も昇りつ... 続きをみる
発情
過去を回想する時 私は必ず濡れてしまう 恋人達との情事が 頭の中で暴れ出す その滑らかな接触は 私自身が女であることの悦びの すべてであると断言できる 私は男という性を 決して否定しない ただその性は 私の欲望を満たせないだけだ 私は女性の滑らかな肌が好きなのだ そして悦びの声を 絡め合う素晴らし... 続きをみる
濃人
貴女との恋愛を なんと呼べば良いのだろう ただただ 濃い時間を共に過ごしたのだ 私にしては珍しく 対等よりも従順が心地よく まあそれも 長続きするわけもなく それでも凝縮された 心地のよい 濃い時間を過ごしていた 時に激しく言い合いをし 無駄に傷付けあったこと あれこそが 私の本来の姿なのであろう... 続きをみる